保護主義は 結局己の 首を絞め
(作:K)
[選者注釈]
「各国が自国の得意な産業に集中し、自由貿易のもとで、国際間分業を進めた方が、世界全体の経済効率が高まる」というリカードの「比較生産費説」を詠んだもの。関税によって(競争力の劣る)自国産業を保護することは、長い目で見ると、産業の新陳代謝を遅らせることにもなり、あんまりいいことないですよ、という主張。そうはいっても、各国個別の事情はおありな訳で、わが国では「こんにゃく芋」の高関税あたりが目立つところかな、です。
*「SCGRかるた」では、20周年を記念してSCGRのメンバーが感想や所感をかるたの形式でまとめたものをご紹介しています。