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【#27】過去最高の経常黒字の注目点
財務省によると、2024年の経常収支は29.3兆円(前年比+29.5%)と、比較可能な1985年以降で過去最高を記録しました。為替相場が1ドル=151円48銭と、2023年から7.8%円安方向に振れていたことを踏まえると、外貨建て換算の経常黒字も増加したといえ、為替効果のみによっ
2月17日
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【#26】2025年の注目点:⑦大事なのは日常生活
2024年を振り返ると、選挙の年でした。米国では、トランプ大統領が再選し、上下両院は共和党が多数派を占めました。日本でも、自公両党は衆院選で過半数を失い、少数与党になりました。欧州でもドイツではショルツ政権の不信任が可決され、2025年2月に総選挙が実施される予定です。フランスで
2月3日
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【#25】2025年の注目点:⑥世界経済成長率は3%台前半
IMFの「世界経済見通し」(2024年10月)によると、2025年の世界経済成長率は+3.2%と予想されています。コロナ禍前までの2000~2019年平均、2010~2019年平均のいずれも+3.7%なので、それよりも低い成長になるという見通しです。
1月22日
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【#24】2025年の注目点:⑤正月太りしたら関税
弊社内の人から「正月太りしたら関税くらいのつもりで気を付けつつ……」というメールを年末にもらいました。関税をかけられる前に、先払いをしておいた方がよいのか……と考えながらも、第1期トランプ政権では、関税がディールの材料として使われていたことを改めて思い出しました。自分の担当部分を
1月22日
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【#23】2025年の注目点:④ドイツはつらいよ
世界を見渡すと、米国の政治情勢をはじめとして、相変わらず不確実なことが多く、先行きも不透明なことばかりです。そうした中で、ドイツ経済の状況が気がかりです。
1月16日
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【#22】2025年の注目点:③実質賃金
個人的には、何よりも重要です。賃金。社長の口から賃上げという言葉を聞くと、世の中はさておき、弊社の……自分の……と日ごろ思っています。いくつかの企業は先行して2024年のうちに大幅な賃上げを発表しました。また、複数の労働組合が2024年度よりも高めの賃上げ目標を掲げています。20
1月16日
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【#21】2025年の注目点:②利上げ
最近、銀行預金通帳を見たら、今まで生きてきた中で見たことのない金利がついていました。ゴミがついていると思って、手で払ったのになかなか取れず、何かとよく見たら「1」円と書いてあったあの頃が懐かしいです。
1月10日
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【#20】2025年の注目点:①デフレ脱却
何かが変わりつつあるように見える日本経済において、長年の課題の1つがデフレ脱却です。2025年には、念願のデフレ脱却が実現するかが注目されます。
1月10日
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【#19】2025年世界情勢・経済見通し
年末恒例といえば、そうです、次年の見通しです。弊社も今年の振り返りと見通しである「2025年世界情勢・経済見通し」を発表しました。「来年を見通せるのならば、ここにはいない!」という名言(迷言?)もよく言ったり聞いたりしますが、まず今年の状況を整理することが重要です。
2024年12月27日
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【#18】貿易収支と経常収支の見通しもいかがですか
今年は、秋がなかなかやって来ない、と思っていたら、あっという間に寒くなり、もう12月になりました。年末になると、「来年はどうなるのか?」が必ず話題に上ります。日本の貿易収支や経常収支の見通しに特化したものとして、日本貿易会の「我が国貿易収支、経常収支の見通し」があります。この見通
2024年12月12日
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【#17】今こそ、インバウンド!
街ゆく訪日観光客の増加を肌で感じるようになりました。急拡大するインバウンド市場では、何が起きているのでしょうか。新たなビジネスチャンスには、どのようなものが考えられるでしょうか。
2024年11月26日
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【#16】変化率と水準
消費者物価を考える上で、上昇率が注目されています。例えば、金融政策の先行きを見通す上で、消費者物価指数の上昇率の役割が大きいからです。連邦準備理事会(FRB)は平均2%の物価目標を掲げています。また、欧州中央銀行(ECB)は2%の中期目標を、日本銀行も2%の物価安定目標を設定して
2024年11月1日
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【#15】賃上げ気運と実感のなさ
物価が依然として高いままです。総務省「消費者物価指数」によると、8月の消費者物価指数は前年同月比+3.0%となりました。上昇率の直近ピークは2023年1月の+4.3%であり、電気・ガス価格激変緩和対策が2023年2月以降、上昇率を抑制しました。しかし、電気・ガス価格激変緩和措置が
2024年10月18日
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【#14】一歩先を行くユーロ圏
ユーロ圏の物価上昇率は、一足先に2%に到達しました。EU統計局(Eurostat)によると、9月の消費者物価指数(HICP)は、前年同月比+1.8%となり、2021年6月以来3年3か月ぶりに2%を下回りました。単月とは言え、欧州中央銀行(ECB)の中期目標である2%を下回ったこと
2024年10月7日
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【#13】難解な例え話
分かりやすくするために、例え話をしたら、余計に分からなくなった。誰しもそのような経験があると思いますが、金融政策を決めた後の記者会見でも、たまに面白い(よく分からない)やり取りがあります。例えば、以下は、欧州中央銀行(ECB)ラガルド総裁の記者会見での回答です。
2024年9月24日
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【#12】違いを分かるようになりたくて
中央銀行や経済官庁の景気判断などの文言には、独特のわかりにくさがあります。例えば、中銀の声明文で、一語変わったことの意味が話題になることも少なくありません。あまり本質的ではないような気がする一方で、何かしらの意図があるのではないか、と考えてしまうことも事実です。また、景気判断でも
2024年9月11日
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【#11】金融当局の声明文を読んでみる
ビジネスの場面でプレゼン資料を作るときに、金融政策を前提条件として、話を組み立てていくことが少なくありません。その理由として、民間企業は金融政策自体を決めることができないこと、多くの生産者や消費者がそれぞれ意思決定している世界は判断基準が分かりにくい一方で、金融政策の意思決定者は
2024年9月9日
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【#10】SC Kaleidoscope観戦記~昨年は夏枯れ、今年は枯れず
8月22日、第22回MIRAI LAB PALETTE×SCGR企画SC Kaleidoscope*が開催されました。SC Kaleidoscopeでは毎月MIRAI LAB PALETTEで時事テーマを議論し、会場では社内外の人と双方向で議論・交流を深めています。この回のテーマ
2024年9月3日
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【#9】映画『グラン・トリノ』に見る米国の中のアジア
クリント・イーストウッドが監督・主演を務めた映画『グラン・トリノ』(2008年公開)は、同氏の代表作の一つで、ご覧になった方も多いと思います。主人公は、デトロイトにあるフォードの自動車工場で働いていたポーランド系米国人。従軍経験のある精悍な老人ですが、妻に先立たれ、子どもとも離れ
2024年9月2日
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【#8】インド映画とナショナリズム~『RRR』、『バーフバリ』、『ラガーン』
インド映画『RRR』が2022年に世界中で大ヒットしました。ご覧になった方も多いかと思います。私も公開後すぐに映画館に見に行き、大いに楽しみました。超高速ダンス「ナートゥ・ナートゥ」がアカデミー賞歌曲賞を獲りましたが、あの場面は、ロシアがウクライナ侵攻する前にキーウで撮影したと聞
2024年8月21日
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